東京下町で突撃英会話2017.8
2017年8月の回も非常に楽しいものでした。
アイルランドの男性、カリフォルニアからの親子と立ち話で盛り上がり、
ついでベトナムからの留学生と話をしていたところ、
ついさっき話をしていたカリフォル親子とばったりで
にわか三カ国会議となりました。
そして最後にメキシコからの
素敵なご夫婦と出会うことができました。
お二人がとった休暇はなんと1ヶ月。
どうやったらそんなにとれるの?と聞いたところ、
「さすがに長いのでホテルで多少仕事もしてるんだ。
でも短期間でその国のことはわからない。
1ヶ月の休みをとってしっかりと日本を知ろうと決めたんだ。
それが私たちにとって何よりも大事なことだから
どう言われようとそれを優先するしかないんだ。」
普通は日本と同じように
せいぜい1週間程度の休みだそうです。
でもボスや同僚にも嫌な顔をされながらも
自分たちの人生を考えての選択、ということのようです。
明快で力強いお考えのお二人。
それほどまでして日本を選んでいただくなんて光栄ですね。
そんな彼らのお気に入りは、5日間の高野山の宿坊滞在。
高野山はすっかりメジャーな観光地です。
そして「京都はすごい。あそこは何か特別なものを感じる。」と。
トランプさんのことも聞いてみました。
「壁作るって言ってるけど、どうですか?」
“I hate ‘im.” (大嫌いだね。)
「でもそれ以上に我が国の大統領が情けない。
あそこまで言われて対決姿勢を示さない。皆怒ってるよ。」
でも以前「壁の建設費用は払わない。」と
言っていたような気がしましたが。
「それはあくまでローカル向けで
正式に外に向けての声明を出しているわけではないよ。」
あっという間に会も終了。
個人的にメキシコには食も人も観光も良い印象しかなく
今回の出会いでさらに親近感が強くなりました。
あちらも帰り道におっしゃっていました。
「日本人だから信用してお誘いを受けたんだ。」
「メキシコシティーでは知らない人に
声かけられても絶対ついて行ったらダメだよ(笑)!」
こんな下町の一角でも
「平和国家」への信頼の厚さを感じます。
これ、「フツーの国」に変貌したら
この無形の財産は消え失せるでしょう。
それはあまりにもったいなさすぎます。
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