「セミが鳴いていますね。」を英語で
お天気が安定しない毎日が続いていますが
それでも晴れ間がのぞけば、ここぞとばかり
あらんかぎりに放たれるセミの鳴き声が響いてくる時期です。
外国人と一緒にいるときに、
ミ~ンミ~ンと聞こえてくることだってあるでしょう。
「セミが鳴いていますね。」英語でどう言いましょう?
……
“A cicada is making sound.” (ゥ スィケイダ イズ メイキン サウン)
“cicada” が「セミ」 です。
でも外国人の中にはセミを知らない人もいるし
知っていても日本人のように「夏だな~。」 と情緒を感じることはまずありません。
ですので、「鳴く」 というよりも「音を出している」 という感覚です。
“make sound” です。
ただの音として認識、あるいはうるさい雑音くらいの認識なので
日本人同士であれば、
「セミが鳴いてますねぇ。」「そうですねぇ。」という会話も成り立ちますが
外国人に対してであれば、「(…で?)」 と思われるか
「イエス、うるさいよねえ。」 という反応かもしれません。
ですので、なぜあえてそういうことを
言いだすのかを示すためにできればもう一声。
“We Japanese feel it’s a part of summer. ”
「私たち日本人にはそれは夏の一部という感じなんです。」
“It’s like sound effects of summer for us.”
「私たちにとっては夏の効果音のようなものです。」
というように、外国人も私たちと同じ感覚や常識を持ち合わせていると思うと
ちょっとしたミスコミュニケーションが生まれる場合もあります。
みんな自分と同じ考え、というのは日本人同士でも成り立たない場合も多く
ましてや相手が外国人であれば、なおさらです。
そういう意味で気をつけておきたいのは、
「喜んでくれるはず。」 という気持ちからの「おもてなし」 です。
「おもてなし」 がもてはやされていますが、気をつけていきたい点です。
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