「先見の明があった。」を英語で
外国人に人気の「はとバス」。
でもそれ以上に都内観光の日本人にも人気のようです。
限られた時間で東京の見どころを巡ってくれるということで
そう言われると東京見物の醍醐味のひとつは「建造物」 で、
サッと車内から外観を楽しめれば十分、というのもわかります。
その「はとバス」 は終戦から三年後の1948年の創業だそうです。
創業者の山本龍男氏は学生時代から旅が好きで
「平和日本の唯一の生きる道は観光事業以外にない」と起業したとのこと。
経済の大幅な回復など見込めようもなく
人口も下り坂の今の状況、
豊かな自然や文化資源を大切にして
内外から人を呼び込んで生きていく、という考え
今まさに日本の進む道になっています。
その先見の明に敬服いたします。
さて「(彼には) 先見の明がありました。」 なんて英語でどう言いましょうか?
……
“He was far-sighted.” (ヒィ ウァズ ファァサイテッ)
「先見の明」 をそのまま英語にはすることは至難ですが、
「遠くを見る目があった。」 ということですね。
あるいはシンプルに、“He saw the future.”
「未来を見ていた。」 ということでもいいかと思います。
不肖私、先見の明は持ち合わせていませんが
どんなことが次の時代にふさわしい「幸せ」 なのかを想像してみると、
やっぱり、不安を煽ってお金をかけての防衛装備や
甚大な被害を忘却しての原発再稼働は「ない」 と思うんですけどねえ。
0コメント